小児専門EFライン
今年の春、日本に新しい装置が入ってきます。Made in Franceです(当クリニックにて実施中)。
本装置は、主として乳歯列期や、混合歯列期の患者様に対して、適用されるもので、針金などの機械的な力(矯正力)ではなく、口唇や頬、咀嚼筋、舌の機能などの”機能力”を活用して、歯並びの治療に留まらず、口唇や嚥下・咀嚼機能なども同時に活性化させ、本来の正常な姿に導こうとするものです
材質は、ポリ塩化ビニルですので、大変柔軟性に優れ、化学的にも安定したものです(血液回路チューブなど医療用機器として使用されている)。
機能的装置の先進国であるヨーロッパでは、既に高い評価を得ています。
装置は、口腔の機能(Function)の教育・訓練(Education)を目的として9種類の装置がることから、EFlineと命名されています。以下は、実際の訓練の様子です。
EFline exercises: http://www.youtube.com/watch?v=I1i3o0qIIZ8
注意:EFライン・シリーズには、9種類の装置が用意されており、そのなかから患者様の不正咬合の症状と矯正医の診断により、最適なものが選択されます。