監修クリニック紹介
小児矯正治療をご検討中のみなさまへ
最近、歯の矯正に対する人々の関心が高まってきています。
歯並びのよしあしは、見た目の問題だけでなく、咬むという機能の問題だけにとどまらず、歯周病菌が歯や歯周組織の健康を破壊(虫歯や歯周病など)し、さらには全身の健康状態(心筋梗塞、糖尿病、睡眠時無呼吸症候群など)にも影響しますから、不正咬合の予防の観点からも歯科矯正治療は、これからの高齢者社会に極めて重要な役割を担っていることになります。
さらに、日本にとどまらず視点を世界に広げますと、エンターテインメント、ビジネスや政治、文化、スポーツなど様々な分野において、歯並びがその人の評価にさえなるといっても過言ではないでしょう。
矯正の対象になるのは、成長期のお嬢さんだけではないのです。
男の子も成人の方、高齢者の方まで含まれるのです。
歯並びに影響を与えるのは、主に顔面骨格、そして歯の生え方です。
子どもの時期は骨格が成長発育期にあるため柔軟ですし、歯も動かしやすいですから、親御さんは不正咬合を発見されましたら早いうちからお子様の歯並びに関心をもっておかれるとよいでしょう。
そして必要に応じ、専門医のもとで「矯正」を行なえば、大人になったときによりよい歯並びが実現することになります。
お子様の歯並びを改善してあげることは、親御さんから贈ることのできる、最高のプレゼントとなるのではないでしょうか?
私は大学病院にいたときに、小さなお子様の歯の矯正治療にも数多くあたってきました。
当クリニックを開業してからも、日々さまざまな年齢のお子様を診ていますので、安心してお子様連れでご相談にいらしてください。
ただ、矯正治療の開始は、「早ければ早いほどいい」と言いきることはできません。
このサイトのなかで詳しく解説していますように、幼いうちに適切な顔面骨格という土台をつくっておいても、後で生えてくる永久歯が捻れたり、変な位置に生えたりしてデコボコな状態となる可能性はあるからです。
その場合は改めて本格治療(Ⅱ期治療、最終治療)を開始します。
もちろん土台を整えておいた分だけ治療はスムーズになりますし、装置をつける範囲や治療期間の短縮にもつながるメリットがあります。
このようにお子様の歯並びというのは、永久歯が生え揃うまで不確定要素が非常に多いため、当クリニックでは、小児矯正治療のプランを長期的視野に立って考えています。
つまり、この時期では、できるだけご負担にならない予算とし、「成人後の歯並びを美しくする」という目的に最大限近けるよう、費用や治療・装置などをトータルで考えているのです。
早い、安い、といった視点で判断することは、必ずしも正しくありません。
院長略歴
昭和46年4月 福岡県立九州歯科大学入学
昭和52年3月 同 卒業
昭和52年6月 歯科医師免許取得
昭和大学歯学部歯科矯正学教室入局(前期助手)
昭和52年3月 同 卒業
昭和52年6月 歯科医師免許取得
昭和大学歯学部歯科矯正学教室入局(前期助手)
昭和54年 4月 同 助手
米国矯正歯科学会入会(American Orthodontic)
米国口蓋裂学会入会(American Cleft Palate Association)
昭和59年4月 同 講師・昭和医療技術専門学校非常勤講師
昭和54年 4月 同 助手
米国矯正歯科学会入会(American Orthodontic)
米国口蓋裂学会入会(American Cleft Palate Association)
平成元年6月 歯学博士
平成5年8月 日本矯正歯科学会認定医,指導医取得
平成6年4月 育成医療指定医
(唇顎口蓋裂後遺症によるそしゃく機能に障害 のある者の意見書を作成する歯科医師)
平成8年5月 九州歯科学会評議員
平成10年1月 日本頭蓋顎顔面外科学会
平成14年1月 日本口蓋裂学会評議員(同IT委員会委員長)
日本頭蓋顎顔面外科学会理事
平成17年3月 昭和大学退職
平成17年4月 大塚矯正歯科クリニック開設
平成17年 12月 日本頭蓋顎顔面外科会理事退任
現在に至る