矯正治療をしたほうがいい子、しなくてもいい子
「私の子供は歯の矯正治療ってしたほうがいいの?」そんな疑問にお答えいたします!
噛み合わせの悪い状態、歯科の専門用語でいうと「不正咬合(ふせいこうごう)」がある場合に歯の矯正治療を行ないます。
「不正咬合」って聞きなれない言葉ですよね?下記にわかりやすくイラストを書いてみました。
いくつか種類がありますが、1種類ではなく複数のものが重なって起きている患者様が圧倒的に多いです。
歯並びがデコボコ
歯並びがぱっと見でバラバラとしていて、不揃いになっている状態が凸凹状態です。
別名「叢生(そうせい)」、「乱杭歯(らんぐいば)」ともいい、いわゆる「八重歯(やえば)」もこのデコボコの1つです。
出っ歯
明石家さんまさんと同じで、歯が前の方にでている状態です。
上の歯が前に出ているイメージが強いと思いますが、上の歯と下の歯も両方とも出ているケースもよくあります。(両顎前突:口元が前方に出ている)
受け口
下あごが上あごより前に出ているために、前歯のかぶさり方が通常と反対になっている状態です。しっかり食いしばることが難しいですので、治療は必要だと思います。
すきっ歯
歯と歯の間に隙間が空いている状態です。食べ物を食べる時等に支障をきたします。
開咬
いつも口が閉じていない子いますよね?それが開咬です。奥歯はかみ合っていても、前歯が噛み合っていない状態ため舌を前に出す傾向が見られます。側方歯の場合もあります。